2017年03月23日
葬儀とは違うお別れの会でも渡すことはできるお香典
最近は家族と親戚、親しい友人などだけで行う家族葬を選択する人が増えています。また、特に都市部においては、お通夜も告別式も行わず火葬のみを行う直葬を行う人も多くいるようです。これらの形を選択した場合、参列したくてもできない人も増えてしまうことになります。そのため、これらの葬儀を行う際には、そのことをお葬式に行くつもりでも行くことができない人たちにきちんと知らせて理解をしてもらう必要があります。家族葬を行う場合には、前もってその旨を伝えることが必要で、それを伝え聞いた人は、家族の意向を理解してあげなくてはなりません。
家族葬や直葬で葬儀を行った家族は、お葬式に招かれなかった人たちに対して後日お別れの会を催すことで、招かなかったお詫びと生前故人がお世話になったお礼を伝えることができます。最近は、葬儀は家族だけで行い、後日お別れの会を催すことも多くなっています。お通夜も告別式も行かなかった場合は、お香典も渡していない場合が多いでしょう。お別れの会は形式も内容も自由なので、会場も規模に応じてホテルやレストランなどで行う場合が多いようです。
そのため、お葬式とは形も雰囲気も異なりますが、そのときにお香典を渡すことは問題ありません。また、この会は生前故人と親しかった友人などが発起人となって会費制で行う場合もあります。その場合は、会費がその代わりとすることになるので、お香典として渡す必要はないでしょう。