現代社会ではライフスタイルが大きく変わってきていることや価値観の違いから、葬式を含めた告別式は変化してきています。亡くなった故人の家族や親族、親しい友人などが集まって家族葬などを行うケースもありますし、お別れの会ということで集まって最後のお別れをするということもあります。この会には改めて友人や知人を招くことができますし、また参列できなかった会社関係者など招くことができるので多くの人がやっています。お別れの会というのは葬儀と比べると便利なのは、発想が自由な形式でおこなうことができますので、堅苦しい儀式的なことよりも喜ばれるような演出をして終わることができます。
生前の故人へ対する関係者の話を前面に押し出して楽しむことができますし、悲しみの中にもあの頃はこうだったというような演出もできます。その人情味あふれるやり方ですが、服装はカジュアルでも構わないことや数珠などももっていなくても参加することができます。今までお世話になった人への「おもてなし」という位置がありますのでやり方は千差万別です。費用は香典という形や会費という形になりますので、どちらのパターンにするかはその家族によります。
もちろん会費をとる場合には香典は不要となりますので参加しやすいということもいえます。一般的には1万円から2万円くらいが相場といわれていますが、その中には5000円くらいで会場費などの費用だけということもできます。